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学生時代の旅

グラナダ(スペイン)の路地
スペイン南部のアンダルシア地方は、しっくいと洋瓦の家々が建ち並び、起伏ある地形に沿ってとても美しい景観が広がります。
特に1000年以上の歴史があるといわれるしっくいは、強い夏の日差しを反射し、室内の気温上昇を抑える働きをしています。
夏場でも空気が乾燥しているため、陰をつくる細い路に入ると、一息付けます。そして、路地に対して思い思いに鉢植えなどを飾り付け、通りを歩く人の目を楽しませてくれます。

イスファハーン(イラン)の石造橋
石とレンガにより作られたアーチ構造の空間は、砂漠的気候の強い日差しを遮り、川からの心地よい風が抜ける場所です。
また、橋の中央と端部には、川にせり出すように眺めの良いたまりが設けられ、橋のたもとのテラスにはオープンカフェ(チャイハネ)が設けられるなど、市民の 憩いの場にもなっています。

アーメダバード(インド)のステップウェル
地中深くまで永遠と続く薄暗い階段を下りると現れる水場。
歴史ある寺院の本堂のような静謐でひんやりとした空気感を味わえます。

オアシス都市カシュガル(新彊ウイグル自治区)の住宅
中庭の葡萄棚により、日陰をつくり、とても気持ち良い空間となっています。みんなで食事をしたり、お酒を飲んだりしながら、家族や地域の人とのコミュニケーションの場となっていました。
学生時代の旅: プロジェクト
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